人との距離について
皆さんこんにちは!梅雨に入り、なかなか気温が安定しない日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回はSSTの授業で「人との距離」について学習しました。
皆さんは、人との距離と聞いてどのようなイメージがわきますか?
人と話す時や過ごす時の物理的な距離でしょうか?
それとも、相手に対する心の距離でしょうか?今月はそのどちらに対しても学習を行いました。
今回の内容は物理的な距離についてです。人にはパーソナルスペースと言うものがあり、
親密度によって、どのくらいまで近づいて良いのかが距離でわかるようになっています。
友人との距離については、だいたい腕一本分と言われていて、それ以上近づいて良いのは「家族」や「恋人」と言われています。
また、職場で一緒に働く人(同僚や上司)や先生については、腕一本分以上の距離を取ることが理想とされています。
この学習をした時、皆さんに「人と話す時には~?」と尋ねるとすぐに「腕一本分離れる!」と返事が返ってきました。
しかし、実際にアステップで過ごす場面を見ていると、腕一本分以上近づいていたり、
体に触ってちょっかいを出すなどの様子が見られます。就労を意識した時には、どんなに自分が仲良しだと思っていても、職場内であることを意識してきちんと距離を取ることも必要です。
また、心理的な距離についてはなかなか難しいですが、言葉使いや名前の呼び方などを注意すること、
相手のことについて聞きすぎないこと、電話やLINEの頻度や内容について勉強することで、相手に応じた対応を学んでいます。
また、中高生になると思春期にも入るため、異性にも興味が出てくる時期でもあります。
気になる異性ができたときにどうするのか?適切な異性との距離についても学んでいく予定です。
アステップでは今後も、自分も相手も心地よいコミュニケーションをとるためのスキルを身につけられるように「人との距離」を学んでいければと考えています。
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