私たち、島原グリーンステーションの取り組み
此処では、自分のペースで作業を進めて行くことができ、障がいの特性に合った働き方ができるのが、島原グリーンステーションの特色でもあります。
今事業所で作業に取り組んでされている利用者の方のほとんどが、裁縫経験ゼロの方々なので、裁縫の基礎から職員は指導しますので安心です。
利用者さまの個別的な悩みなども、積極的に伺っていますので安心です。
一人一人作業能力も作業スピードも様々ですから、指導する職員も一人一人利用者さんがわかりやすい表現や時に絵に書いて、「どうしたらわかりやすいだろうか」と毎回試行錯誤しながら取り組んでいます。
現在、主に行っています受託作業にプラスして将来的には自主製品の開発なども視野に入れ、品質・納期・コストに留意しつつ、創意工夫・職員のスキルアップなど、日々取り組んでいますので宜しくお願い申し上げます。
島原グリーンステーションとしての基本的な事業の取り組みは、生活介護、就労継続支援B型、相談支援、そして地域活動支援センターの4つの事業を柱にそれぞれの利用者さまの特性に応じた支援をさせていただいています。時としてご家族様のご要望に対しても、例えば、プライバシーなど微妙な部分であります、病院などへの通院、これについては『付き添い』『担当医への説明などのサポート』など、状況に応じて既存事業の付加サービスとして支援させていただいております。
※突発的な作業依頼につきましても、できるだけ対応させていただいておりますので、お声掛けをお願い申し上げます。
島原グリーンステーションでは、事業所に通所されている利用者さんの通院の付き添いを行っています。
◆きっかけ・・・
以前家族の方から、通院に関しての負担が多いとの話をお聞きし、事前に通院日をお聞きした上で、
市内の精神科通院に限り通院の付き添いを行っています。
通院の付き添いは、ご家族の方からの要望や、ご本人さんから一緒に付き添ってほしいなど様々です。
「病院へ行くと緊張から上手く話すことができない。」とか
「多少具合が悪くても、我慢して体調面はかわりないです」とうっかり伝えてしまうなどなど。
◆通院の付き添いは・・・
コミュニケーション面や情報伝達の部分でのサポートが必要な方を対象に行っています。
付き添う場合は、診察室まで入り、事前に医師に伝える情報は家族の方や本人さんから聞いておくことで、より多くの情報を医師に伝わるようにしています。
よく医師や看護師の方から普段の事業所での様子を質問される事があります。
私たち職員は通われている利用者さんの普段の様子(体調)を身近で見て普段支援をしているため、普段の様子や既往症など、医師や看護師の方により伝わりやすいと思います。
◆生活支援に生かす・・・
利用者さんの健康状態などきちんと把握して、病院からの指示や得た情報をフィードバックして統一した支援へ
利用者さん中心の支援へと繋げていきます
利用者さまにやさしい
よりよい環境を目指して
万が一、何かあった場合でも
病院が近くにありますので
安心です
徒歩10分
最寄りのバス停や駅から
送迎サービスを行っていますので、ご利用くださいませ。
快適作業空間
広い空間なのでミシンの音もここちいい
最近はじめたスーツの袖仮縫い作業
スーツの仮縫いを福祉施設でできるの?と疑問に思われる方も多いと思います。
まず不安に思うことが、「針やハサミを使うと危険ではないですか?」とか、
「今まで生地を縫った事がないので、上手に出来るか自信がない」
「スーツなんて高級すぎてもし失敗したらどうしよう」‥など
しかし、今では利用者さんからこんな声を聞きました。
一つご紹介します
慣れない作業は誰でも不安です。
【利用者さんの声】
初めてやる作業に戸惑い手先を使う作業なので、集中力が必要で縫い幅が解りにくかったりと生地次第で色々変わってくるので、それに合わせていく所が難しいですが、今ではやりがいを感じています。
作業中どうしても集中力が切れてしまった時は、気分転換に手作りの針刺しを作ったんですがそれを見て癒されています。
最後に・・・
作業や余暇活動を通して、自分に自信がもてるきっかけとなったり、事業所が利用者さんにとって「ここにいてもいいんだ。」と思って頂ける場所となればいいなと思っています。
ここに通われている利用者の方の日中の過ごし方は様々ですが、ここで来ることで安心安全な生活環境が提供出来るよう日々職員は心がけています。
<利用者さま数>
就労継続支援B型:およそ10名くらいの方がご利用になっていらっしゃいます。
生活介護:およそ5名くらいです。